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L

S










「あー・・・・つ・か・れ・た!!」

国境の街ジェノスから、ハーメンツ近くまで
休みなしでやってきたはとうとう弱音を吐いた。


「もうすぐで付く、我慢しろ」


その前を颯爽を歩くリオン
リオンは明らかに疲れていなさそうだ。

やはり、日ごろの特訓の成果という物だろう、
いつもはめったに特訓をしないは体力はあっても持久力がなかった。





「で・・・・でもぉ・・・・・」

それが、あまりにも疲れた声だったのにリオンは後ろを振り向いた。


「いっ!?」


そこにはと同じように両腕をだらんと前方に下げ。
ついでに舌もだらんと出し、目が完全に死でいる者達でいっぱいだった。

因みに、先輩兵士のシュインはリオンと同じようにあまり疲れてはいなかった。



「貴様等・・!日ごろからちゃんと、
特訓していないからそういう事になるんだ!これで少しは反省しろ!」



『は、はいィ〜』

明らかに覇気のない声・・・・・・



「あぁ、もう!分かった少し休ませてやる!
だから、すぐに体力を回復させろ!」


『わぁ〜い!!』



・・・・・・・・・・愚かな奴等だ・・・・・




リオンは内心でそう毒気づくしかなかった。















ハーメンツの村には其れから1時間ほどして着いた。



「へー・・・・ここがハーメンツの村ですかぁ
何もない・・・・じゃなかった!!平凡な所ですね」

結局意味は一緒なのだが、
ガリトは自分の本音を収集できていない事に気付いていない。


「あははー、ガリトは楽しいな!
真顔で毒吐いたね、そういう裏表のない奴俺は好きだな。」


「えぇ!そうですか?そういってもらえると光栄です////」

少し頬を染めながら、微笑むガリト。
ガリトの年齢は18歳程度、
ガリトはその年頃の中でも顔はどちらかといえば可愛いほうで
は気に入っている



だから、にはそのガリトの表情に
年下ながらもキュンと来るところがあるもので





「・・・・・・・・っ!好きだーーーーー!!ガリトぉ!!!」

「えぇ!!?」

となってしまう(笑)



「オイ、そこでモーホーな事してるんじゃないぞ」

と、シュインが爆笑しながら近づいてきた。






















































































ACT、8 It is unhappy or is fortunately.












































「やっとついたわね。ウォルトの家は一番奥の大きな屋敷よ」

数時間前にジェノスを出て、やっとハーメンツにつくことが出来た。
スタンとルーティとマリーは、ひとまず、雇い主のウォルトの家を目指す事にした。

「それにしても、小さな村ね。なんていうの?質素というか、小汚いというか・・・・・」

ルーティはあたりをきょろきょろ見回しながら歩いていく。

「そうかな?俺の住んでいたとこに比べれば、結構大きいけど」

スタンも一緒になってあたりを見渡す。

「はぁ?あんたの住んでいたとこって、ドが付くほどの田舎なのね。
ま、そんな田舎者には分かんないでしょうけど」

嫌味混じりの笑い声と一緒にスタンのほうを振り向く。
スタンはさすがにムカっときたが、ルーティにまた何か言われるのも嫌なので無視する事にした。


入り口から数十分もしないうちに、ウォルトの屋敷に着く。
通ってきた道のりに立っていた家とは違い、ウォルトの家はさすがに立派である。

一歩屋敷に入ってみると、召使や、メイドさんが忙しそうに働いていた。
「ルーティ。メイドさんなんかいるよ!すごい大きな家だし・・・・」

スタンは後ろを振り向いてルーティに話しかける。
彼女の目はすごくキラキラしていた。

「こんかいも、がっぽりもらえる予感がするわ!さぁ!張り切っていきましょ!!」

今まで見たこと無いような笑顔を浮かべて・・・・・


(ルーティってどうして、こんな性格になっちゃったんだろ・・・
顔は美人の域に余裕で入ってるのに・・・性格で台無しじゃん・・・)

「ん?何か言った?」

「何も言ってませんよ〜」

スタンは誤魔化しながらそさくさと先に進んだ。





「おっとこの先は通行止めだ。ガキは帰んな」

階段の方へ向かっている途中で
ガラの悪い大男がスタン達の前に立ち塞がった。

「俺はガキじゃない!」

「うるせい!」

叫び声と同時に、大きな手がスタンの頭に超激する。
「イテッ!!」

ルーティは横で「バカ」と呟きながら、呆れた目で見てきた。
「な、なんだよ〜」とスタンは涙目でルーティを睨んだ。

「ウォルトに頼まれたものを持ってきたってのに随分な歓迎じゃない。」

その言葉を聞くなり大男は、
顔に汗を掻きながら弁明した。

「な、それならそうと言えよ。親分は二階で待っているぜ」

「アタタ・・・・・・」

スタンは少し当てつけるつもりで言ってみた。

「アンタ、殴られ損ね・・・要領が悪すぎるんじゃない?」

大男に謝ってほしかったのに、
返って来たのは、仲間からの罵倒だった・・・・

哀れスタン











二階に行くとバニーガールの格好をした人がいた。
ルーティが「あんた・・・出張ホステス?」と聞いていたが、
どうやら秘書のようであった。

「うげ・・・変態丸出しじゃん!」

「あの・・・こんな事言いたくないけど、ウォルトって信用できる人?」

「大丈夫、大丈夫。金さえ貰えりゃいいから」

「うひゃぁ・・・・」

お金の亡者と思った瞬間だった。







「あ、あそこに居る・・・ウォルト。」

ルーティはソファーに座っている男に話しかけた。
見た目からして悪そうな顔をしている、スタンは一層不安を覚えた。

「お、よぉ、ルーティ約束のモノは持ってきたんだろうな?」

「そっちこそ、ちゃんと用意は出来てるんでしょうね」

「ったく、うわさ通りだな。だが、物が先だ。渡せ」

ルーティの噂と言う物を聞いたことが無い
スタンは段々ルーティにも不安を募らせていく。

だが、一緒に仕事をしようと言った時に
犯罪ではないと言っていたのを思い出し、安心した。

「分かったわ。はい。約束の物よ」

ルーティは道具袋から、『ふるびたつえ』を取り出した。

「これで文句ないでしょ?さ、報酬を貰いましょうか」
「いいだろ。待ってろ」

ウォルトはそう言うと、部屋の端っこにある植木鉢をなにやらゴソゴソと扱い。
戻ってきた。


「ほら、受け取れ」
ルーティはウォルトから5000ガルドを貰った。
ルーティは金額を確かめた直後、肩を振るわせた

「ちょっと・・・・」
「ん、なんだ?」

ウォルトは俯いているルーティの顔を覗き込んだ



それがあだになった。

「なんだ、じゃないわよ!5000ぽっちのはした金で納得すると思ってんの!!!!!
これだけの杖だったら、オークションにかければ5万はくだらないわよ!!!!」


ルーティはウォルトにアッパーを食らわした!!!(RPG風)
ウォルトは9999のダメージを受けた!!(さらにRPG風)


「あ、何をする!」

そして、ウォルトが倒れている間にルーティは
先ほどウォルトがゴソゴソしていた場所からさらに5000ガルド取り出した。(完全悪役)


「ま、このくらいで勘弁しておいてあげるわ」

「やい、ルーティ!せっかく、宿屋まで予約してもてなすつもりでいたものを恩を仇で返しおって!」

「あ、そう。じゃあ、宿はありがたく使わせてもらうわ。行きましょ、スタン」

「鬼だ・・・・」

最初ウォルトに感じていた不信感をなぎ倒すほどの出来事だった・・・・











ウォルトの屋敷から出てきたスタン達は、
日も暮れていたので直ぐに宿屋へと向かった。


「いらっしゃいませ、大変申し訳ございませんが、本日、お部屋のほうは予約でいっぱいとなっております」

受付の人に話しかけると、彼は、そう答えた。

「ウォルトって名前で予約してるはずなんだけど入ってない?」

ルーティは受付の台の上に両肘を乗せて前のめりになって聞いてきた。

「えー、少々お待ちを・・・・」

受付係の人は、そこに置いてあった、台帳を取り出し確認した。


「あ、ありました、ありました。ウォルト様、確かに・・・・
お代のほうも、もういただいておりますね。では、ごゆっくりお休みなさい」

テキパキとスタン達を部屋へと案内した。














「ふぅ。」

スタンは一人、個室を堪能していた。

ここ最近は、ハプニングに見舞われて、災難続きだったが、
ここに来てようやく、安らげるような気がした。


「それにしても、ルーティは毎回こんな感じなのか・・・・
マリーさんも何も言わないしな」

昼間のルーティの剣幕を思い出す。
彼女のやり方は、悪そのものだ。

「これから、一緒に頑張れるかな・・・・」

『まあ、それはお前しだいだな、スタン。』

「うわ!ビックリした・・・。いきなり話し出すからびっくりするよ。
ディムロスは、アトワイトとかいう仲間に会えて嬉しいかもしれないんだけどね。」

ディムロスと一緒にベットへと転がる。
天井に手をかざし、意味無くこぶしを握り締める。

(俺は、何のために村を出たのかな・・・。
夢のためのはずなんだけど、なんだか離れているような気がする)


「そういえば、、今頃どうしてるかな?」

生きていてくれることを願うしかない。
俺が居なければ、彼女はポットに乗れてのだから。

『彼は生きているさ。こんなとこで終わる人じゃないとスタンも思うだろ。』

ディムロスも自分と同じ事を考えていた事になんだか嬉しくなる。

「ああ。は、とても強いよ。またどこかで出会えると信じている!」

の強さを目の当たりにしたスタンだからこそ、いえることだと思う。

『スタン。明日も早いのだぞ!』

「ふぁ〜。うん。もうそろそろ寝なければ、俺の体が持たないよ」

ルーティのことを思い浮かべ、少し苦笑いしながら布団へともぐりこんだ

「んじゃあ。ディムロス。おやすみ」

『ああ。おやすみ、スタン』

3秒もしないうちに眠りこけるスタンを見て、ディムロスは少し笑った。


『これから、何があっても、スタン、お前が私のマスターだ』

そう。これから何があろうと必ず。








漆黒の夜が全てを包み込む、数え切れないほどの星の輝きが地面を照らし続ける。
大きな満月が、全てを見守っていく。
外では、野良犬が一人、さびしくほえ続けていた






































「ねぇねぇリオン」

「なんだ?」

「俺達ってなにしにきたんだっ「アホ」

「即答イヤン・・・・」

「まったく・・・ま、いい。オイ、ガリト教えてやれ」


リオンは、またボケるの相手も疲れたのか、
ガリトに説明を任せた。


「え?あ、はい!・・・・・えと・・・・その・・・・・何でしたっけ?」



「お前もかーーーーーーー!!!!」
「あははははははははははは!!!!!」



は冗談ですが、ガリトは本気です(ぇ)


「ま、天然のガリ島君はおいといて。今から、どこに行くの?」

「(ガリ島!?)地主のウォルトの所へ行く。」

「うぃー」

の気の抜けた返事の突っ込みとしてリオンは無言での脇腹を殴った。

「ぐふっ!!ザクとは違うのだよ、ザクとはぁ〜」

「黙れ、バカ。」
バキッ(二回目)

「シュインとは僕と一緒にウォルトの所へ行く。」『イタイヨォ〜』
「他の奴等は、この村で例の盗賊供を『オナカスイタヨォ〜』探・・・・・・・・

、今から三分間時間をやる遺したい言葉はあるか?」

「ごごごごごごっごめんなさい!!!!(滝汗)」

かくして一行は進む。





『オナカスイタヨォ〜』