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「はぁ〜・・・・・一人ってのは寂しいねぇ〜。」
先ほど小屋を出たばかりなのに、は寂しがってた。


「やっぱ、6年間もリオンとか一緒に居てくれたからかな?」
 

首を傾げながらは言った。



「ははっ・・。6年前のあの日まで、ずっと一人だったのに・・・ってあー!
息が白くなってる?凄っげぇー!!さすが雪国!!」

自嘲気味に笑ったかと思うと、はいつもの様にはしゃぎ始めた。


















        

















Act.7 Pleasure with reunion


































「フンフフンフンフ〜ン♪謎めく過去に包まれて〜♪
孤独に雪原を旅するなんちゃらちゃ〜ん♪
しぶい!独身!カッコいい〜!」

周り一面真っ白な雪の中、は鼻歌混じりの歌を歌っていた。

ついさっき緑の芝生から、雪が積もった雪原に入ったばっかりなのに・・・。

ははしゃぎすぎて、目的地のジェノスへの道を見失っていた。

「ここ何処だろう??まあいいや。てか俺お腹減ってきた〜。もうお昼なのかな?」

はサラッと問題を流し、鼻歌を歌いながら歩いている。

「あれ〜なんだろな??向こうの方に何か見えるような???」

はかすかに見える黒い影の方向へと走って向かった。



「うわ〜黒い破片だ。何でこんなものがこんなとこに?
って、これはスタンの乗ってた脱出ポット!!見事にばらばらのべらべらだな。
スタン、この中で助かったの?!奇跡じゃん」

は手のひらにある破片を見つめながら、トーンの小屋で聞いた話を思い出していた。


「スタンが乗ってた脱出ポット・・・・じゃあ、ここは泉の近く!!
って俺は横の方に進んでたんだ!?」

は一人で納得していると、背後に気配を感じた。
すぐに剣を抜いてその気配の元を探す。

そこには数人の兵士らしき人達がいた。

その兵士の制服に、は覚えがある。

それは確かリオンの部下たちが着ている制服と、同じものだった。




そして、その兵士たちの指揮をとっている少年は明らかにリオンだ。

「え?あれ??なんで???
リオンじゃん!!!リオーン」

は久しぶりのリオンへと飛び掛る。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「へ?・・・・どうしたのリオン??」

「ほ、本当にか?」

「はぁ〜??俺が俺以外の誰に見えるって言うの?
もしかしてほかの誰かに見える?」

・・・・」

「はい?」

き・さ・ま・と・い・う・や・つ・はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

リオンは腰からシャルティエを抜きに切りかかった


「は、はいぃ!?何事!!???」

「僕やマリアンがどれだけ心配したと思っているんだ!?
珍しく僕の変わりに仕事を引き受けたと思ったら、貴様はいつも、いつもぉぉぉぉぉ!!!!」


「ご、ごめんなさいぃぃぃ〜〜〜〜」







リオンの数人の兵士のうちの一人、ガリトは
リオンとのやり取りをハラハラしながら見ていた

「せせせ、先輩!リオン様を止めなくていいんッスか!?」

「あ〜大丈夫、大丈夫あの人達にとってコレは普通だから」

先輩兵士のシュインは笑いながら言った



















「でも、何でリオンはここにいるの??俺の仕事だった奴は?」




リオンがいつもの落ち着きを取り戻したときはリオンに問い掛けた







の仕事だったのはもう終わらせた。あれぐらい2日もあれば終わる。
僕がここを通ってるのは神殿にあった杖が盗まれたという知らせが来たので
その盗賊を追っているんだ」

リオンはすべてを言い終わる前に歩き始めた

「ふ〜ん・・・ってリオン!何処行くの〜!!俺さ、はしゃぎすぎて道に迷ったみたいなんだ。
だからさ〜。ね、リオ〜ン」

はリオンのマントを引っ張りながら一緒に歩いていった

「はしゃぎすぎて道に迷う馬鹿なんて初めて聞いたぞ!?」

「ほら、俺ばかだから」

マントから手を離したは、手をグーパーさせながらリオンを見る

「そうだな」

「少しは否定しろよ」


「否定するも何も真実だろうが」

「うわ!こいつ、いやな男だよー!!」
「うるさい」

「その点俺はカッコいい」

はかっこ付けながら言った


「・・・・・・・・・・ハッ」
「嘲笑うなーーーー!!!」
「・・・・・・・・はぁ〜」
「溜息つくなーーー!!!」



「お前は僕に何をしてほしいんだ」

「取り敢えずからかうの止めろ」

「何で僕が貴様の言うことを聴かなきゃいけないんだ」

「うぇっ!聞いておいてそれかよ!!自己中プー男!!!!(称号獲得ってか)」

うわ!!つい本心が・・・・

「プー男?!!!」
語尾が少々上ずりながらのほうを睨む

「リオン様様・・・怒ってらっしゃいますよねw」

リオンは奇妙な笑みを浮かべながら大きく息を吸い込んだ



ーーーーーーーー!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」










前回殴られたところと同じ所にタンコブができた
その傷を覆い隠すようにそっと触れていた

「いった〜!!もう少し手加減しろよ・・・この・・・・プー男が・・・・・

「ん?何か言ったかい?」

「いっ!いえ!!」

顔は笑っているのに目が余りにも次元離れしているリオンは
性格まで変わって密かに怒りを耐えていた








「それより今僕たちが向かっている場所だがジェノスと言う町に行く、そこで情報を集める
もしかしたら結構な情報が入るかもしれないからな」



「ジェノス?!俺も行くつもりだよ〜!!奇遇だぁ!!!
で、その盗賊の姿って分かってるの?」

「あぁ、先日神殿に行き負傷した兵士から聞いた」

「へぇ、どんなの?」


「黒髪で黒いヘソ出しの女が一人に」
「ヘソ出しってこんな雪の中寒そうだねぇ〜」

「赤毛のポニーテールで戦士的な女が一人」
「赤毛!?アンか!?戦士的ってよくわかんないな〜」


「うるさい!お前は黙って聞けないのか!?」

「ハイハイ、ごめんなさい」


「そして最後に金髪の白い鎧に白いズボンを着た男だな」

「ふーん金髪の白い鎧か〜・・・・・・ぇ・・・え・・・金髪に白い鎧って・・
ス・・・タン!?じゃ無いよなあ〜。まさか見た目からしてお人よし中のお人よしだからって
盗賊まではしないだろうね」

興奮しすぎてさっきのタンコブよりも頭のほうが本格的に痛くなり始めた

まぁ大丈夫だろうとは思いつつも気になる一方




「う〜〜ん。とにかく、俺はおなかが減りすぎて力が出ないんですけど〜
ここで倒れたらリオンおぶってってくれるの??」

本当にお腹が空きすぎて足が自然に折り曲がって座り込んでしまった

「誰がおぶるか!!そんなところに座っていたら体温を奪われるぞ!ほら。早くしろ」

リオンにしては珍しくやさしい。そして自分の手をに貸した

「ん・・・・ありがと・・・・・」
 
リオンの手を借りたは精一杯の力を出して立ち上がろうとした
が、それは空しく立ち上がることはおろか頭がクラクラしてきた


「リオ〜ン。なんかすっごーーーーーく回ってるよ〜頑張ってるね〜〜あははh」


!!!壊れてるぞ!ってか大丈夫か!!?おい!!」

リオンが座り込んでの顔を覗くが
この寒空の中おかしすぎる位真っ赤になった顔だけが一瞬写り
そのまますぐにリオンの方へと倒れた

!!変な湯気が出てるぞ!お前を水に入れたら一瞬にしてお湯になりそうな位熱すぎる」

リオンにしてはたとえが微妙だな〜などとは思いながら深く眠りの穴に落ちていった


「シュイン、ガリト!!こいつを今すぐジェノスに!!!!!」

「「はい!!!!」」
















「んぅーーー」

目を開けると瞬時に光が入ってきたとても眩しく目を1度閉じてしまうほどだった
何か柔らかい物に包まれている自分に気づき上半身を持ち上げようとした

「お気づきになられましたか?」

声の持ち主はリオンのすぐそばに居た兵士のガリトと言われていた青年だった

「はぁ。あの時急に倒れられるので心配しました!!」

「え!?倒れたの?俺が!!」

倒れた責任でリオンが運んだのかな??

「えぇ。私と先輩のシュインがジェノスまで運びました」

運んだのはリオンじゃないんだなー。プー男だからしょうがないか!(まだ引きずる)

そう思っていたら急に殺気のような寒気がした

「えっとガリト?リオンと先輩兵さんたちはどこに行ったの?
てか今ジェノスのどこ??」

「リオン様と先輩達は例の盗賊の聞き込みに行ってます!
そしてここはジェノスの宿屋です。
さんはあの寒さには余りにも慣れていなかったみたいなので
高熱にやられてしまったんですよ
お医者さんに来てもらったら今日1日は絶対に安静にだそうです」

リオンが頑張って回っているように見えたのは眩暈のせいだったみたいだ

「そうか。ありがと!俺についててくれたんだろ?
もう俺もキャピキャピだからリオンの所についてやってくれ」

ガリトの肩をポフポフ叩きながらは言う

「ですがさんの体調を管理しろとの命令でしたので
今日1日ぐらいは・・・」

ガリトは首を振った

「いやあ元気バッツグーだからね。なんかあったら宿主さんとかに言うし、
リオンと任務しないと仕事が進まないと思うからいきなよ」

ガリトは諦めたように笑いそれではっといって出て行った

「いってら〜」

見送るだがガリトが出て行ったすぐに行動開始の鐘が鳴る!

「ガリトが居たら1日中寝てなきゃいけないからな。追い出し成功!!
名付けて【いい子に見せかけて実は狼でしたよ〜〜〜〜〜ん!!大作戦】」

ベットの脇においてあった剣などを装備しいざ出発!!









外へ出てみると人の行き来が多い道へすぐに出た


「どこ行くかな?国境の町ジェノスかー。初めて来た!!
すごく寒いなー。また風邪引かないようにしないと」


空と周りを見回しながらなんとなく流れに逆らい変な小道に流れ着いた
そこには小さな店みたいなテントが立っている

「ここ何のお店だろう。入ってみるか」



何かの雑貨やさんなのだろうか?いろいろと物があって
その中でもとても珍しそうな石みたいな宝石もある

「いらっしゃいませ」

おじいさんのような声が後ろのほうから聞こえてきた

「うわ!!あ!はい。こんにちは」

そこにはやはり60・70代のおじいさんが居た
はまた店内を見回した

「あの、ここはどんなお店なんですか?

後ろに居たおじいさんは奥のカウンターらしき所に向かった

「ここはいわば世にも珍しい不思議なものがある店なんですよ
たとえばこの石・・・・」

おじいさんが取り出したのは普通のそこいらにありそうな石

おじいさんはテントの中を暗くし、その石をトンカチでカチ割った
するとその石の中からとてもきれいな青色の光が放たれた



「コレは珍しい石で、衝撃を加えると青色に光るんですよ
こういったものが多数ありますのでゆっくりと見ていってください」

部屋の明かりをつけてた

「すごーい!!!!!手品みたいだ!おじさんすごすぎだよ
他に何かあるのかな?まっ、ゆっくり見ていく」

はテントの端っこのほうから物色し始めた

本当にいろいろ見たこと無いものがある



その中でふっと手に止まったのは外からの光で黄金に輝いてみせる一つのピアスだった

「これ・・・・」


の声におじいさんは気づきの近くまで足を運ぶ

「それはなんだろうか・・・・見たことも無い
多分ただのピアスでしょう
黄金に光る物だから拾ってきたものだとか」

「ふ〜ん」

そのピアスは何気なく手に取っただけではない
この期に及んでだけれどとても役に立ちそうな気がしたからだ



「おじいさん!コレほしいんだけれどいくら?」

は両耳につけるピアスをおじいさんへと預けた

おじいさんはそれを受け取らず気持ちだけといっての手を丸め込む

「ありがとうおじいさん!!!」

精一杯頭を下げピアスを落とさないように両手で覆い隠した

「頭を上げてください。この機会も何かの縁
ピアスがあなたの元へ行きたかったのでしょう」

おじいさんはの肩を持ち照れくさそうに顔をゆがめた



























「まったくアイツは!!!!!!!」

聞き込みを一息休憩したリオンはの体調を見に来た

実際は途中から合流したガリトに
さんが『お仕事進まないといけないから』と言われまして」
と聞いたときから嫌な予感はしていたがまさか安静の身で外をほっつき回るとは思わなかった


「見つけたらただじゃおかない」

「まぁまぁ、そんなにカッカしてもさんは見つかりませんよ
落ち着いてください〜」

ガリトはリオンをなだめようとした


「うるさい!お前のせいだろうが!!」
「ご、ごめんなさい〜!!」

シュイン達先輩兵士はそのやり取りを微笑ましく見ていた。


「もういい!僕はを探しにいってくる!!」

リオンはそう言うと入り口に居るシュイン達を押し退け、ドアノブを回そうとした







ドアノブはリオンが回す前に自動的に回りドアが開き
外から誰かが入って来た


「リ・オ・ンーーーーーーーーッ!!!!」

「え?ってうわぁ!!」


入ってきたのはだった


は入ってきたのと同時にリオンに飛び掛りちゃっかりと押し倒した



「つっ・・・・!戻ってきたのか!?」

「へ?戻ってくるよ町見物し終わったんだから」

「そうか・・・・・ん・・・分かった」


リオンはさっきとは打って変わって大人しくなった
そして、の肩をぽんぽんと軽く叩きながら


後ろに下がり兵士達の居る方向に・・・つまりに背を向かせた



(あれれ?もっとこってり絞られると思ったんだけどなぁ〜
コレで終わり??正直拍子抜け〜)

とそこで油断したのが悪かった


「飛燕連脚」

目の前に居るリオンはいきなり振り返りに攻撃をした



もちろん、油断していたは普通にくらってしまうわけで・・・




うぎゃーーー!!

という叫び声をあげては床に伏した



「な、なにするんだよ!リオン!!!」


「ふん、馬鹿なお前にカツを入れてやったんだ」

「こんな喝の入れ方があるか!
ていうか今スカートの中身見えてたぞ!!」

「スカートじゃない!上着だ!馬鹿者!!」

「関係ないよ!全国の腐ったお姉さま方(もしくは年下)が
はぁはぁ言ってるよ!!」

「誰だそれは!?」

「あーー!!もー怒ったーー!!!えい!


は立ち上がりポケットを探りながらリオンに向かって走り出した


「な、なんだ!」

「積年の恨み今、ここで晴らしてやる!!」

「え?え?」


リオンが焦っているのも無視して
はポケットから金色に光る何かを取り出し
手の中の物を二つに分離させ

「どうりゃぁぁぁぁぁ!!」

リオンの耳に押し付けた

「え?・・・イッ!!・・・・」
「あ、チッ入らなかったかぁ〜リオン、ピアスホールぐらい空けておけよ〜」
「は?ピアス??」

の手の中にあるものを見てみると、確かにピアスだった



「なんでお前がこんな物を?」

「知らないおっちゃんに貰った」

「お前は『知らない人から物を貰ってはいけません!』とか言われなかったのか!」

「言われたねぇ〜・・・、マリアンとかリオンとかイレーヌさんとかバルックさんとか・・・あとはー」

「それだけ大勢の人間に言われておいて何で貰うんだ!」




「ま、いいじゃん☆あ〜・・・入んない!」


「イタタ・・・このやめろ!馬鹿者!!」



「よし!リオン、穴開けるよ!!」


「は!?誰が!!?」
「君が」
「何処で!?」
「ここで」
「いつ!?」
「今」
「何の為に!?」
「偽りは人の為と書いて・・じゃなかったピアス付ける為に」



ホラつけようぜ☆と言いながらは自分のバックから安全ピンを取り出した

「じゃんじゃじゃ〜〜〜ん!あんぜんぴ〜んくんだよ
コレは超ミラクルビューティにピアスホールを空けてくれる奴で
ピアス愛好家の方々には必需品なんだ」

「何故それを持っている!しかもそんな物で空けれるのか!!!いやそれより今から空けるのか!?」

ジリジリと一歩一歩下がるリオンは逆に迫ってくるの方に手を振る

「え?当たり前田のクラッカー。 ガリトとシュインちょっとこっち来てリオン押さえて!!」

リオンの後ろにいた二人はの言う通りに手を壁へと抑えた

「貴様等上司の僕よりもを取るのか!?卑怯者!!この手をはなせーー
僕の将来がかかっているんだぞ?穴を・・・・僕の耳に・・空けるんだぞ!!!!??」

二人はお互いに顔をあわせた

「リオン様申しわけありませんが、さんに逆らえば
私たちにも穴を空けられそうな勢いです・・・・
本当に申し訳ありませんがこれもリオン様の運命です」

シュインの横でガリトは密かに頷いていた
の笑顔と打って変わってリオンはどんどん青ざめていく

「リオン。もう逃げられないよ☆おとなしくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜」

はリオンの方へ思いっきり走り出した
リオンは手をジタバタさせるが細身の体で二人の大人を振りほどけるはずも無く無駄な抵抗をしていた

「や、やめてくれ・・・・」

はリオンの柔らかい耳たぶに触れた






「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁ」







後ろにいた他の兵の人は一生懸命耳をふさいでいる
中には「あ〜」などと声を出している人も居たが
リオンの声は宿の外の人にも丸聞こえなほど大きかったため兵たちには殆ど聞こえていた


「ほい終わり!」

軽く飛び跳ねながら離れたは1人、気絶寸前のリオンをよそにピアスを取り出した

「リオン生きてる?それとも逝っちゃってる??」

「・・・・・・」

「あら逝っちゃってるかな?」

は足をまげて床にピアスを置きリオンの前で手を叩いて見せた

!!!!!!!!」
「ハイお帰り。」

の胸倉をつかむリオン

「お帰りじゃない!!!如何してくれるんだ・・・・・穴が・・・穴が・・・」

「うん。ばっちり!超ミラクルビューティに穴が開いてるよ。アハハ〜」

「笑い事じゃない!」

「リオン否定してばっかり〜。男ならすっぱり受け入れる!コレ常識〜」







ガリトとシュインからリオンを取り上げるとベットに座らせた


「痛い・・・・」

「ほーらー、またうだうだ言わないの!
空いちゃったものは仕方が無いんだから有効活用しろ!つまり・・・・」
「つまり・・?」

「ほら!俺からのプレゼントだ!有難く受け取れよ?」




リオンは差し出された金色に光るピアスを受け取り
先ほど出来たばかりのピアスホールにピアスを刺そうとした
だが、やはりピアスを刺すのには慣れないらしく何処に差せばいいのか戸惑っていた

「俺が着けてやるよ」

「す、スマナイ・・・」
「ん?何ぃ〜??照れてんの??ぐぷぷおっかスィ〜」

「な、なんだと!!うるさい!!」

「ぐけけ、ん〜っと着けにくいな〜・・・・よし!出来上がり〜☆兵士の皆さんどう思う?」

はシュイン達の方を向き首をかしげた



「普通に似合ってますよ」
「そうッスよ!すっげー似合ってます!!」


「そ、そうか?」


「ホント、ホント!すっごい似合ってるってちなみに俺とペアルック?」

「えッ!?」
「なんだよ、その『えッ!?』ってのは・・・なんかむかつくなぁ返せよー!」

はそう叫ぶとリオンの耳からピアスを奪おうとした

「ちょ・・有効活用しろって言ったのはお前だろうが・・・」
「もうムカつくから有効活用しなくていいよ!・・・・・・・ってなんか俺今日怒ってばっかりだなぁ・・」

「プッ・・・・アハハハハ馬鹿だなお前は・・・・」
「うるさいよー・・・なんかもう、怒る気さえなくなった〜・・・」

は床に座りこけた

リオンはのその姿に呆れた



「ん?」



「ありがとう」




「えへへへへ、どういたしましてぇ〜」







「先輩――・・・・・完全に僕たちの事、忘れられてますよね」

「あぁ・・・まぁ〜・・・コレがあの人達のスキンシップなんだよ」

「あのぉ〜・・・先輩〜」

「ん?なんだ?」

「まさかとは思いますけど・・・・あの二人って・・・・・ホモ?」

「ん?違うぞホモに見えるがホモじゃないんだなコレが」

「え!?なんで知ってるんですか??」

「リオン様には好きな人が居るからだ」

「へェ――!そうなんっすかぁ!!・・で、誰なんですか?」

「自分の家のメイド・・・」
「マニアっすか!?」

「お前等いったい何の話をしている・・・・・」



「あ、リオン様あれ?さんは?」

「お前等が、喋っている内に部屋に戻った!」

「あはは〜怒って・・・・・ますよ・・ね?」

当たり前だァァァァァァァァァァ!!!!































「ん―――、気持ちのいい朝だぁ〜!」

翌日、達はハーメンツの村に、例の賊に似た格好をしていた男女がいたと言う話を
ハーメンツ方面から来た旅人から聞いたので、
ハーメンツの村に出発すべく入国許可署で入国審査を受けていた



「そうですねぇ・・・でも簡単にいったらただ空気が零度以下なだけですよね?」
ガリトはさりげなくに突っ込みを入れた

「そうとも言う〜〜・・・ていうか君はツッコミがソフトでやわらかいね〜・・・漫才師に向いてるよ!」

「は・・・そうですか?ありがとうございます」
戸惑いながらもガリトはお礼を言った


「お前達、何をやっている早くハーメンツに向かうぞ」

と、リオンの声がした
どうやらがガリトと話しているうちに入国許可を得たようだ


「はいはーい、今行きますよ〜」

「ス、すいません!リオン様!!!」


もガリトもリオンたちに走りよった







「よーし!ハーメンツの村に向かってれっつらGO―――――!!」