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お昼になり、俺とリオンは任務へ出かけた。



「確かここら辺だけど・・・全然モンスターの気配なんてしないな〜〜」


今回の任務は、
モンスターが出たと言うところに、原因を解明するために来たのだ。


「少し歩いてみるか・・・。」


そう、リオンがいうと達は歩き出した。

「なぁ、リオン!」

なんだ・・・とリオンは言う。

「オレがお前の部下になってから、もう5年もたつよな?」

「そうだな。あの時はは確か庭で寝ていたな、無断で。」
そういいながらリオンは腹黒い笑みをかました。

「あ〜〜〜〜〜、
ほらさぁ〜そのことはさぁ〜どうでもいいじゃんか〜でもさ、
五年ってながいよなぁ〜でも、リオンの背は伸びないよな〜〜。」

「黙れ、馬鹿者」
リオンは暴言を吐き睨みつけた。

やっと街の中心街に着き、一息つくことにした。

「なあ、突然だけど、最近とくに思うんだ。
俺、全然リオンのこと教えてもらったことがないような気がする
ってか教えてもらってない・・・・・。」

「別に知らなくてもいいだろう・・。」
リオンは早歩きで歩き出した。
「でも!!」
は走ってリオンの前に出る。

「でも、リオン!!
お前のことが知りたいんだ。少しづつ・・・・少しづつでいいから・・・・・・。
だって、初めて会ったときから5年も経つんだぞ?
何も知らないのは嫌っていうか、なんていうか・・・。」

リオンは何も言わず歩いた。



リオン・・・・・――――――。













リオンとは別行動にすることにした。

今は会いたくはない。

不安と落感が横切るから・・。



キャー



最初にたちが行った場所から声が叫び声が聞こえた。




これは・・・・・

は全力で走った。


叫んだ女性と思われる人が見え、 目の前にはモンスターが居た。




はっきり言って、モンスターを見たのは初めてだった。


幸運なのか不運なのか、
旅をしていた時には1度も会わなかったのだ。



目の前にいるモンスターは、
動物のようで動物ではない動物とはかくが違う、そう一瞬で悟った。


いやぁーー



モンスターが女性に襲いかかろうとしていた。

“やばい!!とどけーーーーー



キーン



危機一髪!短剣で受け止めた。

「今のうち!!早く逃げろ・・・・。」

「ありがとうございます!!!!」

女性は走り去っていった。



モンスターは威嚇を放ち、今にもまた襲い掛かろうとしている。


何でこんなリオンが居ない時に出てく・・・・・!


「そんなこと考えてられない」

1度短剣を振るってみた。

モンスターは間一髪で避けるぐらいだった。

そんなに強くはない・・・・。
ましてやリオンとなんて比べ物にならないくらいだ。


「簡単だね。」


短剣でモンスターを切りつけ、
足を引っかけ倒した。

それと同時に後ろから走る音が聞こえてきた。
振り向くとそこにはリオンがいた。

「リオン。モンスターが出たんだ。」

「みたいだな・・・・・。―!後ろ!!」

振り返ると
さっき引っかけ倒したモンスターが、立ち上がっていた。

「クソ・・・」
リオンがめんどくさそうに言った。


けれどリオンとは逆には、短剣を地面に叩きつけ歩き出した。

!何をやっているんだ!?おい!!」

さらに酷く威嚇するモンスターに一歩一歩歩み寄る。

「正気か・・・!!」


リオンがを止めようと走り出す。


!!!!!






はモンスターの首に手を伸ばした。

「君に必要なものはここにはないよ・・・・・。
たとえあるとしても、それを手に入れたら君じゃなくなるから・・・・・。
もう帰りな・・・・・こんなにしてごめんな。
これでも食べて傷を治して。」
そう言うと、ポケットに入っているグミを食べさせた。

するとモンスターは、の頬をなめて帰っていった。

リオンが呆然としていたので近くまでより、
「大丈夫??」ときく。


なぜあんなことをした!
下手すれば殺されてたかもしれない。
いっその事、殺さなければまた人を襲いに来るだろう。」

「なぜって?
あんなに悲しそうな目をしていたじゃないか。
それにあの子は人を襲わないよ。」

「そんなの分からない!」
リオンは怒鳴りつけた。

「リオン・・・・・・俺にはわかるんだ。
絶対にあの子は襲いには来ない。
隠していたけれど、俺にはこんな能力があるんだ。
生き物の本当の心が・・・・・願えば見える。
昔、俺の両親が死ぬ直前、俺は知った・・・・。
この能力があること、とても大切な時、
どうしようもない時にだけ使うよう・・・・・。
それにあの子が教えてくれた。モンスターが人を襲うのは、
この前リオンとオベロン社の人が持ってきた、大量のレンズがあるからなんだ。」



それはリオンだけの任務の時に、ある場所で大量のレンズを見つけて、
もって帰ってきたらしい。そのレンズはオベロン社にあるが、
むき出しになったままで、手を付けられていなかった。

「あのレンズが・・・・・・」


「うん。レンズをモンスターに使ったら、
馬鹿にならないほど強くなるらしんだ。」

モンスターはレンズの力を感知し、
この街に現れ始めた。

「そのレンズの気配を消すには、地下の倉庫にしまっておくこと。
地下だったら力が外に洩れにくいんだってさ。」

リオンはに歩み寄り、

「それが力か・・・・?」
っといった。

「うん・・・・俺は、この能力をあまり好んではないんだ。
簡単に心の中が覗ける能力なんて、あってはいけないよ。
・・・なんか、雰囲気が暗くなってきたから、
もうこの話はおしまい!!原因も分かった事だし、帰ろう〜。」

「あぁ」































Act.4 the sorrows of life
































「そういえばさ、モンスターと戦ってて短剣だけって、なんか難しいんだよな。」


中心街に戻ってきた。

「それなら剣を買えばいい。」

「う〜んじゃあ、今から買いに行こう!!」
「今から?!僕は行かないぞ・・・。」
「さあ!レッツゴー!!!」

リオンを無理やり引っ張って店に出かけた。




  カラン  カラン


「いらっしゃいませ」


「ふ〜ん剣って言っても、こんなにあるんだな。」

―約10本・・・・・?―

「リオーン、こっちなんてどう?」

店の隅にいたリオンに駆け寄る。

「こっちは細いだろ、男ならこっちのほうがいいと思うが?
戦闘にもつよいし少し鍛えて剣に慣れたらいいと思う。」

リオンの腰にある剣も細いと思うんだけどな・・・・・・。
まあ、体、女みたいだから良いか。
「リオンがそういうならそっちにするよ。」


その剣を買うとリオンが早足で店を出ようとする。



お店を後にし、のこのこと、リオンの後ろを歩いていた。


「ねえリオン、ヒューゴに報告しに行くのか?」

「あたりまえだ。」

まともにを見らずに、早歩きをしながら言った。

「それじゃあお願いがあるんだけど、
俺にあんな力があるの秘密にしてほしいんだ。
リオンだけに・・・・他の人には秘密で・・・・・。」

顔の前で手を手をあわせて、目を閉じ、頭を下げた。
まぁ、いわゆる『お願いポーズ』だ。



「分かったよ。それじゃあ僕もお願いがあるんだが、
10時ぐらいに、僕の部屋に来てくれ!話したいことがある。」

リオンはスピードを落とし始めた。
いつの間にかヒューゴ邸に着いていたのだ。


「??分かった。10時な?それじゃあ報告よろしく!!」

「・・・・」



















「はぁ〜。今9時か・・・・・」

ご飯を食べ終わってお風呂にも入った。
まだ約束の時間までしばらくあるので
廊下をうろうろしていたら、フェステルに会った。

「ぁ!?こんにちは。」

「フェステル〜〜!今、暇?」


「今は大丈夫ですよ。」
フェステルは考え込んだ後、言った。

「んじゃー俺の部屋でお話しよう!」

「はい!じゅあ行きましょう。」














の部屋に行くとはベットに座りフェステルを隣に座らせた。

「ねえ、
突然だけど、の事よく知らないの
だから、少しだけ何でもいいから教えてくれないかしら?」


「うーんじゃあ自己紹介するね!
 15歳
身長155cm  体重42キロ
あと性別は男性格は、とても風変わりな子?
っとこんなもんかな?
自己紹介って何言えばいいかわからないよな。」

「確かにそれはあるわね。
気のせいかもしれないけどなんだか私、
と一緒にいると、『って女の子みたい』って、思っちゃうのよね!
私の気のせいかしら?たぶん気のせいよね、♥」

フェステルがたずねた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

?っとフェステルが聞きなおす。



「・・・・・・・・・・・・・・フェ・・・・フェステル、
これから何かあるかもしれないから話しておくね・・・・・・
実は・・・・・・俺は・・・・・・・・・・・・・・・・。」


  コン   コン



リオンの声がした。

「はいはい、どうしたんだ?」

「ちょっと早いが部屋に来てくれ。」

「ぇ?うん、わかった!」

フェステルにゴメンっと言って、部屋を出た。













リオンの部屋についてイスに座った。

5年も経つのにリオンの部屋に1回も、
招いてもらった事がなかった。

小奇麗で不必要なものは一切おいて無い部屋。

きれい好きだな。


リオンは、ドアを閉めベットへと座る
、お前、僕のことが知りたいといったな?
それじゃあこの剣を見てみろ。」

「ん?この剣は?」

「シャルティエ、ソーディアンのうちの一つだ。」
「ソーディアン?」
聞いたことがあるようなないような言葉だった。


「ソーディアンとはレンズで作った剣だ。
1000年前の天地戦争のときに使われていたんだ。」

「何でこんなものが、ここに?ってか触って良いか??」

「ああ」っといってリオンは剣をわたした。

“ヤア! こんにちは ってきこえな〜いか”
「!!」

今、声が聞こえたような・・・・
でもリオンと俺以外誰も居ないし、幻聴?

“やっぱり聞こえてない?”

「ねぇさっきから第3者の話し声が聞こえるんですけど?
やべ!幻聴が聞こえるよ!!俺、ついに壊れた??」
がリオンに叫んだ。

リオンは吃驚したような顔をしている。

「聞こえるのか?さっきから聞こえている声は、
幻聴なんかじゃないぞ!一応、まだお前は壊れてない!!
第3者の声はこの剣・・・・・シャルだ!」
“やあ!聞こえるんだね!僕だよ。が持っている剣です”

「シャル?剣?ウソーこの剣が喋ってるんだ!!
こんにちは俺の名前はだよよろしく!!」


うろたえながら挨拶した。“知ってるよー!!
ずっと坊ちゃんと居たからね。僕はピエール・ド・シャルティエ
シャルって呼んでね”

「っまこういうわけだ。お前もソーディアンの声が聞こえるとはな。
。これだけでは満足じゃないか?」
リオンはの前に歩みよった。

「ううん。大満足!!!
ありがとうございやす!!ここまで話してくれて。」
は笑顔でリオンを見た。


「それはよかったな。それじゃあ、僕ものことを知らない。
あの力のこと、もう一度、教えてくれないか?」


「うー・・・・力のこと・・・・・?
俺の両親は、俺が小さいころに、変なやつに殺されたんだ。
俺の両親にもこの力があるらしい。
でも、一族の中では俺が一番強いんだよ!
どうゆう理由でこんな力があるかはわからない・・・。
聞く前に殺されたから・・・・・・・な。俺だけ助かったんだよ・・・・・・。
両親が俺を戸棚に閉じ込めて、助けてくれたんだ。
外を見たら・・・・・・・・・ッ・・・・・・・!!!」

さっきの笑顔がウソのように消え、
の表情は、悲しみと刹那さそして残酷さでいっぱいだった。


・・・・・もう遅いし寝よう!
それに悲しい過去は喋らなくていいよ”

「あぁ遅いしな、もう仮眠をとったほうがいいと思う。」

は顔を下げウンっとうなずいた。

シャルをリオンに渡し、
「おやすみ」っといって部屋を出た。



のあんな顔初めてみた・・・・・。」

“そうですね
僕もある意味と五年間居るんですけど
いつも笑顔ですからね(時々切れるけど)”











もうあんな顔をさせないよう・・・・・・・

















俺はなんて顔してたんだ・・・・・・。
多分心配かけたよな。
明日から笑顔に戻る・・・・・・・。














過去は忘れられないけど・・・・・・。