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L

S







とりあえずここから逃げないと・・・・。いや、それより先に火を・・・・・・?


駄目だ思考回路が良く回らない
ただその場で悶えるしかできない


!!!危ない」

「え?」

思考回路が一時停止していた。
あたしを復活させたのはミリアの叫び声と、あたしに向かって飛んでくる火の矢だった。


ーーー!!!」
「きゃーーーーーー!!」


あたし・・・死ぬわけ?


























chapterW:Appearance after it sees somewhere

























「大丈夫ですか!?意識がない見たいね・・・・
コラァ!!さっさと消毒液と包帯をもって来んかぁい!!!お前は亀以下か!!?」

「は、はいぃ!!」

「・・・・・・・え」

何だここは・・・・・
真っ先に視界に入ったのが天上っと言うより布?
体を動かさずに目だけで辺りを見渡してみた
ここって、なんだかテントじゃないかな?
あたしはどうやら気絶してしまったらしい
しかし、自分に向けられていないとはいえさっきの罵倒で目覚めるのって嫌だな〜・・・てか痛!!
少し顔をずらしてさっきからズキズキと痛む肩を見た。

案の定肩には傷ができていたっていうか・・・・・
矢が刺さってる!!?

「痛い痛い痛い痛い痛いッ!!!!!」



「あ、気が付いたのね。もう大丈夫・・・今、消毒するから」

そういうと緑色の髪の毛の人は、あたしに刺さっている矢に手をかけた

「いや、ちょっと待って!ていうか待て!!
それは動かすと痛いから、触んないで欲しいんですけどー・・・・」

「今、抜かないと化膿するわよ?」「抜いてください」


















「軍曹ー!消毒液持ってきましたー!!ってあれ?患者さん気がついたんですか?」

「半分死に掛けですけどねー・・・」

くそー!化膿するのは嫌だから矢引っこ抜いたけど、予想どうりかなり痛かった!!
ていうか痛いじゃなくて阿鼻叫喚だった・・・・。

「お前は気にしなくていいから、さっさと他の患者の救護に当たれ!!」

「はい!!」

さっきから思っていたけど・・・・緑(色の髪の毛)さん
二重人格!?ま、いっか(いいのか)
それにしても緑の髪の毛って始めてみたぁ。
脱色かな?それか、脱色し忘れて、金色に染めたら緑色になったとか??

「えと、そういえば貴方のお名前はなんなんですか?」

「あたしの名前はギーゼラって言うの、貴方は?」

「あ、あたしはって言います。」

ね、よろしく」

そういうとギーゼラは手を差し出してきた。

「こちらこそ」

あたしはそう言ってギーゼラの手を握った。










「おまえらっ、聞けーッ!!」

ちょうど握手をした瞬間、何処かで聞いた事のあるような怒鳴り声が響いた。


「え?なにがあってるんだろ・・・・」

「気になるわね・・・外に行きましょう」

「ほい」

ベットから飛び降りて、ギーゼラの背中を追いかける。
いつの間にか肩の痛みが消え、腕を振り回しても大丈夫みたいな感じ。


さっきの声絶対に聞いた事がある。
誰の声だったっけ・・・。
いつも必死で、何事にもまっすぐなあたしの知っている彼・・・。

そう思った。いや、そう願った。
彼もあたしと一緒にあの『スターツアーズ』を体験したはずなのだから



テントを出てからすぐにギーゼラの動きが止まった
あたしは止まりきれずギーゼラへダイビングアターク!!
前もこうゆうのなかったっけ?

「ギ、ギーゼラ大丈夫?!ごめん急に止まるから、ぶつかっちゃったよ」

地面から立ち上がるギーゼラとあたし。
何も聞こえなかったのか、ギーゼラはあたしの方を見ない

「ギーゼラ?」

ギーゼラの顔を覗き込む。彼女はただ一点を見るだけだった

「陛下」

やっとの事でこぼれた彼女の言葉は、あたしを撫でるように通り過ぎて行く


「有利・・・・?」